未来は決まっているのか? いないのか?
あなたは
「未来は決まっている」
(運命は変えられない)
と思いますか?
それとも
「未来は決まっていない」
(運命は変えられる)
と思いますか?
未来や運命をどう捉えるかは、私たちの思想や生き方の根底に関わる、とても大切な問いかけです。
これまで思想家や哲学者や宗教者が盛んに論じてきた、重大テーマと言えます。
ところが今、そのテーマを明るく照らす、まったく別の専門分野が現れています。
どんな分野かというと物理学であり、より具体的に言うと
量子力学です。
とても意外に思われるかもしれませんが、思想・哲学・宗教の専門分野に、物理学(量子力学)が乱入してきたのです。
そして量子力学によると、先ほどの問いかけへの答えは「未来は決まっていない」となります。
これは物理学・自然科学の世界でも、非常に大きな方向転換です。
なぜならニュートン力学や相対性理論など、これまでの物理学(古典物理学)では「未来は決まっている」が踏襲されていたからです。
(アインシュタイン博士の「神様はサイコロを振らない」という言葉もそれを表しています)
それを新しい物理学である量子力学は、根底から崩してしまいました。
それは自然科学における大きな進化であり、同時に人文科学においても大きな進化であり、私たち人類にとっても大変大きな進化と言えます。
今や、私たちの生き方や考え方は、これまでの古い物理学や思想・哲学・宗教にならわずに、新しい科学に沿って修正を余儀なくされています。
そしてそれはとても素敵なことだと思います。
同時にこの新しい科学を取り入れなければ、たとえ思想・哲学・宗教の専門家でも、古い生き方・考え方の専門家となってしまいます。
注)これは精神世界好きさんが、量子力学で観察される不思議な現象を例えに出して、目に見えない世界をイメージしようとしているのとは全く別次元のお話です。
自由意志はあるのか? ないのか?
古典物理学では、すべての事象に因果があります。
前提条件があり、その前提条件に基づいて、たった一つの結果が決まってしまいます。
それを揶揄したのが、有名なラプラスの悪魔です。
過去(原因)から現在(結果)が導き出せるし、その現在(原因)から未来(結果)が導き出される。
それは高校物理で解く打球の行方にも、私たちの脳内で生成される脳内ホルモンにも(すなわち私たちの気分や気まぐれにも)当てはまる。
だとしたら、私たちの行動や選びは、もう予め(宇宙が始まったときから)決まっていたのではないか。
私たちが自分の意志だと思っていたのは、幻想だったのではないか。
自由意志なんて存在しないのではないか。
自分は予めプログラムされたロボットなのではないか。
そう思ってしまってもおかしくありません。
しかし先ほど述べた通り、量子力学は「未来は決まっていない」ということを指し示しています。
つまり、あなたが今選択することは、予め決まっていたことではないのです。
あなたの選びはあなた発の固有の選びであり、あなたは予めプログラムされたロボットではありません。
これは量子力学が人文科学領域に踏み込み
「自由意志を救った」
「未来を救った」
といっても過言ではありません。
未来が決まっていないなら、未来はどう決まるのか?
未来は決まっていないし、未来には無数の可能性があります。
そして私たちは自由なる意志によって、自分の行動を選択することができるし、その行動によって未来を変えることができます。
それを事実として受け入れたとして、私たちの次なる関心事は
未来はどう決まるのか?そして私たちは、どうしたら望む未来を選ぶことができるのか?
なのではないでしょうか?
この問いに対して量子力学は、まだ明確な答えを持っていません。
しかし非常に有力な二つの仮説である「波束の収縮」と「多世界解釈」は、未来が決まるメカニズムを説明してくれています。
(まだ仮説なので「証明された」というのは間違いです)
そしてそのどちらのメカニズムからも、その論理的帰結として、自分の望む未来を選ぶ方法が一つ明らかになります。
(ここで量子力学から考え方・生き方への橋渡しが行われています)
その方法は、言葉にしてしまうとあまりに単純平易です。
「勇気をもって前に進む」なのです。
これまでの賢人の言葉や古いことわざともなんら変わらず、人によっては「な~んだ、そんなことか」と興味を失ってしまうかもしれません。
しかし量子力学が(仮説からの人文科学的帰結とは言え)「勇気をもって前に進めば自分の好きな未来が出現するよ!」と私たちを勇気づけてくれている、とも言えます。
実際にそのメカニズムとその方法は、それを理解した人々に感動を与え、「勇気をもって前に進む」原動力となっています。
勇気をもって前に進めば、望み通りの未来が現れるのか?
「勇気をもって前に進めば、自分の好きな未来が出現する」と書いたばかりですが、そこには但し書きがあります。
毎回、必ず、直ぐに、誰にも、望む未来が現れるわけではないのです。
(それも二つの仮説からの当然の帰結です)
しかし現実には、比較的確率高く早い段階で望み通りの未来を実現させる人と、そうでない人がいます。
人間心理が絡みあい、さらに二つの仮説から導き出される「上手な方法」というものがあるからです。
しかしここは非常に多くの方が、量子力学と心理学の用語や概念を混同し、いたずらに混乱を招いている部分でもあります。
注)一部の人々が「量子力学の観測問題で証明された」として、「意識した通りの現実が現れる」としているのは大きな誤解に基づいています。
望む未来を実現させる方法とは
そのような混乱に惑わされず、より効率よく望む未来を実現するにはどうしたら良いのでしょうか?
答えは一つとは限りません。
しかし私たちがおススメしたい方法というのはあります。
私たちが考える最も良い方法は、量子力学や人間心理についての該当する概念を、その仕組みと共に理解し自分の言葉で言語化することです。
(心理学の認知行動療法の概念に基づいています)
そこには大きなメリットが沢山あります。
仕組みを理解し言語化すれば
- 自らの人生に応用する勇気を持てるようになり
- また、イメージ力が強化され行動しやすくなり
- イメージし行動したことは現実となる可能性が高くなり
- さらにそのパターンの再現性も高まる
等のメリットです。
望む未来に向けて「勇気を持ち」「イメージし行動する」とは、当たり前のことのように思われるかもしれません。
しかし、ここでのポイントは、そこに量子力学と心理学からの叡智がそれを強力に後押ししているということです。
たまらぼが提供する「仕組みの理解と言語化サポート」
量子力学も人間心理も非常に複雑で難解な学問です。
しかし、今回のテーマに該当する部分だけなら、専門家でなくても理解・言語化はできます。
意識科学研究所 たまらぼ では、この記事で触れている量子力学や心理学について、とてもわかりやすい解説を講座や個別面談でご提供しています。
そしてその目的はあくまでも、「人生に役立てる」です。
ですから、理論倒れで役立たない解説ではなく
- 今日から実践できて
- すぐに人に話したくなる内容
をわかりやすくお伝えします。
また、多くの方が誤解し混乱している点を、スッキリ整理しているので、今後似たような学びで迷う必要がなくなります。
その内容はとてもインパクトがあり、かつ、一生役立つものと言えます。
なお、上記内容をすべて網羅しているのは、超宇宙意識革命という大型講座です。30時間におよぶ講座の一部として、講義とワークを通してお伝えします。
しかし、時にスペシャルオファーとして、より短い時間でコンパクトに同じ内容をご提供することがあります。
今回は未来説明会と称して非常にお得な会を設けています。ご興味のある方はぜひご参加ください。
未来説明会(2024年12月22日 リアル開催)
未来説明会の参加者さんからいただいたご感想と推薦のお言葉はこちらです。(超宇宙意識革命のご感想は扱っているテーマが広すぎるためご感想も他のテーマにも被るので割愛します)
未来の扉を開く時、確率の視点を持つことが大切ですね。
この講座のおかげで行動する勇気がない今の私に気づきました。
現実創造を伝えておられる方はたくさんいらっしゃいますが、(スピ系の敬意を持ちつつ)スピ系の誤解も説明して頂けて自分が楽になります。
興味がある事・やってみたい・やろうかなという気持ちを大事にして、選択前進して行こうと思いました。
たくさん扉を開け続けることが大事だとわかりました。
明るい楽しいパラレルワールドを選択して行きたいです。
可能性が広がり気が楽になれます。
この講座を受けると、自分の未来は自分で選択して作っていこうと思えるようになります。
過度な期待や緊張もなく、希望がわき気持ちが楽になりました。
この量子力学の例え話は毎回大好きです。
未来を想い描くことを、あらためて見直します。
もう一度、未来説明会のリンクを貼っておきます。ご興味のあるかたは是非お申込みまたはお問い合わせください。
また、自己肯定感については「自己肯定感 A to Z」(たま いちえ・阿部隆行共著)をお読みいただけると、より理解が深まります。
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